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都会の昼食(51) 玄界灘 あら煮 [都会の昼食]

東京駅近くのランチのお店も、会社のある丸の内側では、おおよそ行きつくした。

少し北の大手町まで行けば、まだ安くてボリュームのあるお店もたくさんあるのだろうが、JRの定期券で駅構内を抜けられるから、距離からいけば八重洲側のほうが近い。

ただやみくもに初めてのお店に入るのも抵抗があるので、ネットで調べて良さそうなお店を選んで訪ねてみることにした。

今回のお店は八重洲中央口から、ちょっと北に行ったところにある「玄界灘」さんだ。外には小さなメニューの看板があるだけで、店の名前も、よくよく見ないと分からないくらいの大きさで一番下に書いてあるだけだ。ご存知さんだけで結構といった風なのだ。

出張に絡めて11時30分過ぎに来たのだが、それでもすでに店内は一杯で、入口脇のカウンターにちょうど1席だけ空きがあるだけだった。

メニューは、大鯵の開き定食、鯖の開き定食、あら煮定食、お刺身定食、鯛茶漬け定食、の5品。この中から「あら煮定食」選んだ。以前、有楽町時代には、インズの2Fの「なだ浜」さんで「かぶと煮定食」を頼んだものだが、東京駅に移ってからは、たっぷりと煮魚を食べさせてくれる店はない。大手町に近い「とら八」さんのヘルシー定食には金目鯛の煮つけが出てくることが多いが、せいぜい2cm幅くらいの切り身だから、たっぷりというわけにはいかない。

待つこと、10分。出てきた「あら煮」を見て、びっくり。これでもかというようなボリュームなのだ。しかも熱々で、気を付けないと火傷をしそうな熱さなのだ。

アラと言っても、あら煮を作ることを前提にして魚をさばいているのだろう、背骨の周りにもしっかりと身が付いているし、刺身に出来ない部分は、そのまま入れてあるから、かなり食べ応えがある。頭は、鯛と鯖が半分ずつだった。

普段は食べないような量だったが、ゆっくりと30分ほどかけて食べ尽した。まさに「骨までしゃぶりつくす」という感じだ。

美味しかったですねぇ。

目の前のカウンターには「十四代」のボトルが一杯ならんでいて、夜は魚をつまみながらの居酒屋になるのだろう。黒が基調の店内は、落ち着いた雰囲気で、マスターとお姉さん2人も、何となく夜が似合いそうな雰囲気で、結構なお店だった。

 

玄界灘入口2.jpg

玄界灘看板.jpg

あら煮.jpg 


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