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都会の昼食(31) 立ち食い蕎麦 [都会の昼食]

関東でも梅雨が明けた。

東京駅近辺のお昼時だと、直射日光に加えて、道路の照り返しと高層ビルの反射で、日陰も少ない。ついつい涼しい地下道で動けるお店に足が向いてしまうのだが、暑い時こそ食べたくなるのが、熱いかけ蕎麦だ。 

ということで、今日は東京駅近辺の立ち食い蕎麦屋さんの紹介だ。

もともと有楽町に本社があった時に見つけたお店なので、今の東京駅丸の内から行くにはちょっと遠いのだが、定期券で駅の構内を抜ければ、10分位で着く。

お店の名前は分らず、場所も八重洲口側で東京駅から有楽町駅の間と、ひどく不案内なのだが、僕にとっては、なかなかくせになるお店なのだ。

間口は狭く、中で人がすれ違うのが難しいくらい、せいぜい5-6人で一杯になる小さなお店だ。道路側にお土産用カウンターがあって、持ち帰りで買って行く人も結構いる。

かけそば、かけうどんが250円で、トッピングは、玉子やきつね、たぬき、ほうれん草などが50円、各種天ぷらやコロッケだと100円だ。それ以外にもカレーやかき揚げ丼などのご飯ものもある。

僕のお気に入りは、ほうれん草とゲソ天を載せたかけ蕎麦で、しめて400円になる。もちろん、先払いだ。

写真からも分るが、汁はかなり辛く、とても全部飲み切れない。きっと力仕事や外回りの営業さんなど、汗をかく顧客が多いからだろう。

夏は、これに七味唐辛子をいっぱいかけて、暑い暑いと思いながら、黙々と食べる。扇風機と気休めのエアコンがあるものの、すぐに汗が噴き出してくる。

でも、食べ終わって、冷水器の水を一杯飲み外に出ると、灼熱の炎天下でも、風が心地良い。

今は、牛丼屋さんで300円でお釣りがくる時代だが、400円でも立ち食いそばが食べたい時も、けっこうあるのだ。

 

東京立ち食いそば店.jpg

東京駅立ち食いそば.jpg 


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