日曜日 [番外編]
昨日は昼にステーキを食べたこともあって夕食はパスし、ブログを書きながらそのまま寝てしまった。朝4時ごろに目が覚め、少しお腹も空いたので、早めに朝食を取ることにした。
朝食はここもバイキングだ。宿泊代に含まれているので気兼ねなく食べられるが、普通は20ユーロするらしい。かなりの値段だ。野菜はあまりないのだが、トマトにハム、マッシュルームとベーコンも添えて、いつもどおりクロワッサンとレーズンパンを選ぶ。フルーツはいろいろな種類があってどれも甘くて美味しい。
食事後はホテルの周りを散策するつもりだったが、朝から雨が降っている。しかたなく、月曜日からの会議資料を読み始めることにした。4日分で厚さが6-7cmはある。人によっては事前に質問状が来ていて大変なのだが、僕はセーフだった。
午後になって雨がやんできたので、散策に出ることにした。地図がないので、時計を見ながら30分ほど歩いたところで同じ道を戻ってくることにする。
うっそうとした森が続く。木の高さは数十mあるだろうか。根元の幹にはコケが生え、木肌も雨上がりのせいか、緑色に見える。路面には大きな新しいどんぐりが落ちている。手にして、割れていない大きめのものを拾ってゆく。できれば植えて芽が出れば十ノ原に植えたい。20年くらいしたら、相当立派なクヌギになるだろう。インターネットで調べてみると、拾ってきたらすぐに水に1~2日漬けておくと良いとある。また寒い温度にさらすことで発芽スイッチが入るそうで、秋のうちに植えることが重要だそうだ。普通に植えると鳥に取られてしまうので、ネットをかぶせるなど対策が必要とある。いろいろとやることがあるようだ。これで帰ってからの楽しみができた。植物生態系の保全という意味では海外から種子を持ち込むのはあまり良くないのだろうが、植物で単体のクヌギなら良いだろう。一応、植物防疫所のデータベースでチェックすると持ち込み不可にはなっていない。
夜はこちらに駐在しているスタッフの設定で歓迎会が開かれた。三辰という日本料理店だ。久しぶりに刺身や寿司を食べることができた。
明日からのハードワークに備えて、のんびり過ごせた一日だった。
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