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電気ケトル [ぶつぶつ]

3月の大震災以来、節電の話で持ちきりだ。

僕自身は、午後のピークカットの必要性は十分に認識しているものの、それ以外の時間帯であれば、むしろ電気を使ってあげたほうが東電の業績回復には良いのではと、不埒なことを考えたりしている。

そんな中でも、それはやっぱりそうだなと思い始めたのが、電気保温ポット悪玉説だ。家内はだいぶ前から電気ケトルに買い換えようと言っていたのだが、生返事でごまかしてきた。

数年前からTF社がTVコマーシャルを流していたが、今回の騒動で、電気ケトルは一気に節電の最先鋒に取り上げられるようになった。電気ケトルといえばTF社と思われるくらい浸透していたから、他社、特に電気保温ポットで有名なTI社やZO社はあせったことだろう。それぞれ商品は出していたようだが、主力商品の保温ポットと競合するので宣伝が後手に回り、結局、周回遅れになっている。沸騰時も周囲が熱くならないとか、倒れてもこぼれにくいといった、日本ならではの気配りで差別化しようという作戦のようだが、TF社の牙城を崩すにはもう少し時間がかかりそうだ。

そんな中で、量販店に電子レンジを見に行って、つい気に入って買ってしまったのが、英国ラッセルホブス社の電気ケトルだ。

同じ容量で比べるとTF社の安いものは4000円くらいだから、8400円は高いと言えば高いが、このくらいの価格差なら許せてしまうくらい、デザインが秀逸だ。

一人用のコーヒーに湯を注ぐのにちょうど良い注ぎ口で、高級感がある。写真はメーカーの宣伝用なので、自宅に置くと、こんなお洒落な雰囲気にはならないが、それでも満足した気分になる。あえてステンレスの磨き板にこだわり、どんぐりのような形のふたの取っ手もセンスが良い。

800ccの水を入れて4分で沸くという。試してみると、4分10秒で沸騰し、スイッチが切れた。一人分の200ccなら1分だ。これなら待つこともない。コードも本体下に巻き込むことが出来て、邪魔にならない。プラスチック製と違って匂いもないし、清潔そうだ。

うーむ、さすが英国製。本物の機能に裏づけされた機能美だ。

製造は中国だけどね。

 

電気ケトル.jpg


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