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メルセデスC220dのびっくり ⑬ パッシブ セイフティー [メルセデス]

パッシブセイフティー Passive Safety

ちょっと言葉が分かりにくいですが、ドライバーが事故を起こさないために危険を回避させるためのアクティブな安全装置に対して、原因はともかく、事故が発生してしまいそうな状況で、運転者や搭乗者の安全を高めるための機能という意味です。自分が運転していてカーブを曲がり切れないとか、右折時に直進してきた車にぶつかるとか、「これは危ない!」と身構えて事故になる以外にも、まったく予期しないで衝突したり、されたりする場合があります。これは身体的に無防備な中で衝撃が加わる訳で、危険度が高く、まあ柔道で受け身を取らずに投げられるようなものと思います。(柔道の経験はありませんが)

これを回避するために、メルセデスではいろいろなセンサーが事前にアラームを出し、たとえば前方車や後方者との近接時にブザーを鳴らしたり、ディスプレイにマークを点滅させて教えてくれる訳ですが、それでもヤバいとなった場合、いくつかの機能が作動します。

もちろん見たりやったことはないので、マニュアルに載っているだけですが、たとえばシートベルトを巻き上げて体をシートに引きつけつつ、ブレーキの圧力を上げて急停止させる、車外に放り出されないように空いている窓を閉める、衝突音で耳がダメージを受けないように逆位相の音で鼓膜を守るなんていうのがあるそうです。また、運転者が気を失うなど反応しなくなった場合には、車を路肩に寄せて自動で停止し、ハザードランプを点滅させるという機能もあるらしいです。すごいですね。

実は、先日スーパーの駐車場から発進しようとして急ブレーキがかかったことがありました。運転席のドアが完全に閉まっていなかったのですが、自分では閉めたと思ってさっと発進したところ、ちょっと動き出したところでものすごい衝撃でブレーキがかかり、車が停止しました。何かに衝突したのではないかとびっくりするような衝撃でしたが、メルセデスでは半ドアで発進するとブレーキがかかる安全機能が付いていることが実感できました。発進時ですから、それなりにアクセルを踏み込んでいたので、きっと上記の圧力を高めたブレーキがかかったのだと思います。

こうした安全機能は実際に自分でやってみるわけにいかないので、本当の緊急時にどんな動作が起こるのか、事前に体験できると良いのではと思います。昔スバルのインサイトのコマーシャルで、等身大のビニール人形に接近させて自動停止を体験させるものがありましたが、あんなやつを納車時に体験させてもらえると安心だと思いますね。


メルセデス Passive-Safety.jpg

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