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三島 うなぎ 桜屋 [ぶつぶつ]

土用の丑の日から遅れること2日、日曜日に鰻を食べに三島へ行ってきました。

ご近所さんから教えてもらった有名店で、前日夜に家内が予約しておいて助かりました。開店直後の11時過ぎに来た人は2時間待ちの13時からという混雑でしたから驚きです。

出発したのは8時半。前日調べたGoogle mapでは1時間半の行程でしたが、日曜日の午前だと混雑すると睨んで早めに出発しました。国道1号線から新湘南バイパス、西湘バイパス、箱根新道を通って三島に下りました。暑さから湘南の海に出る車で混雑と思いましたが、それほどでもありませんでした。でも大磯ロングビーチの駐車場はびっしりと満車でした。

お目当ての「鰻の桜屋」さんはJRの三島駅から修善寺に向かう伊豆箱根鉄道で一駅の三島広小路駅のすぐ脇にあります。予約の際に踏切を渡った駐車場に入れると駐車券が出ると聞いていたので、そこに駐車したのが10時10分。店に行ってみると、すでにたくさんの人が並んで案内係のおじさんと話をしています。前日に電話で予約した旨を確認すると、ちゃんと順番表に名前が入っていて、開店10分前に呼ぶので、それまで店の横の川沿いで待っていて欲しいとのこと。開店までまだ50分もあるので、近くを散策することにしました。

地図を見ると、ちょうど桜屋さんの裏手にある三石神社から源兵衛川沿いに遊歩道があり、400mほど歩いたところに「梅花藻の里」があるとのことで、行ってみることにしました。

暫く進むと遊歩道は川面の中に続いていて、近所の子供たちが水の中に入って水遊びをしています。涼しげな清流の中を進むと、そこここの水中に小さないちごのような花が咲いていて、梅花藻のようです。水の苑緑地から街中に入り、暫く進んだところに梅花藻の里がありました。川の中ほど水の流れがないので、綺麗な花を愛でることができました。

桜屋さんへ戻ってくると、店の前は人でごった返しています。11時10分前で、ちょうど店内への案内が開始されたところでした。店内は1階から3階まであり、全部で100席くらいはありそうですが、呼ばれたのは10分ほど経ってから。席は3階でしたから60番目くらいでしょうか?3階の座敷の席がすべて埋まったところでお茶が出てきて、注文の開始です。うな丼、うな重ともに値段は変わらず、うなぎ1匹だと4,300円、1匹半だと5,800円で、どちらも香の物と肝吸い付きです。うな重だと2匹で7,600円というのもありました。オーダーしたのはうなぎ1匹のうな重です。うな丼のほうがご飯が多いそうですが、うな重でもたっぷりのごはんでお腹がいっぱいになるボリュームでした。

これだけ大人数のお客さんでも、待つこと10分弱でお重が出始めました。席についた順番通りに注文を受け、順番通りにお茶とお重が出てきました。さすが大量のお客さんを捌き慣れている感じです。

出てきたお重は、ちょっと小さ目の感じがしましたが、ずっしりとした重さでご飯がかなりの深さで詰まっていました。鰻もぴったりと敷き詰めてあり、良い香りです。タレは甘さ控えめで、どちらかというと「本多」さんに近い味でした。何といっても独特だったのがうなぎの身がふわふわだったこと。ここまでふんわりとした蒲焼は初めてでした。また、山椒がぴりっと舌が痺れるほどで、こちらも独特。なるほど人気の高さが納得できる味でした。

お隣の母娘の2人連れは、うな重2つに白焼きとビールを頼み、お土産にうな重を4つ買って、34,400円の伝票がちらっと見えました。

今年は特に鰻が不漁で値段が上がっているようですが、この暑さで「やっぱりうなぎ」という人が多かったようです。食べ終わってからお店を出ると、店先の順番表には「352人待ち。15時半」の文字が見えました。この分だと一日に1,000人以上が訪れるであろう混雑ぶりでした。

その後、駐車場から車を出し、梅花藻の里の近くにある佐野美術館で「岩合光昭写真展 ネコライオン」を見てから帰路につきました。

帰りも道路は空いていて、自宅到着は14時30分でした。猛暑の中で鰻を頂き、ついでに涼しげな梅花藻の花も愛でられた三島行でした。これであと2週間の猛暑を凌げば、十ノ原へ逃避行の予定です。


三島地図.jpg

源兵衛川.jpg

梅花藻.jpg

三島 桜屋.jpg

桜屋 うな重.jpg

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