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奈良の国宝めぐり (3) 了 [ぶつぶつ]

室生寺の次は興福寺です。

地図の上での直線距離なら20km程ですが、山中のくねくね道を抜けていくため、およそ1時間半かかりました。興福寺の駐車場まで来たものの満車で、しばらく周囲を回り、南側の猿沢池の近くのTimesに空きを見つけました。

猿沢池から石段を登り、見えてくるのが国宝の五重塔。さらにその横には、やはり国宝の東金堂。なんとも見事なそのスケールです。五重塔は京都の東寺にあるのが55mで日本一、興福寺のは50mで二番目なのだそうですが、それにしても見上げる人を威圧するその姿は、とても1300年前に建てられたものとは思えない迫力です。まあ、現存のものは室町時代に再建されたものだそうですが、それにしても凄いです。この塔を見上げた当時の人々の驚きと畏怖は相当なものだったと思われます。

隣の東金堂の中には、維摩居士坐像、文殊菩薩坐像、四天王立像、十二神将立像といった、やはり国宝が鎮座しており、隣接する国宝館の中などを合わせた興福寺が所有する国宝は26件、重要文化財は44件にもなるそうです。

東金堂と国宝館の拝観料は合わせて800円。もちろん両方とも拝観してきました。 

国宝館は名前のとおり、たくさんの国宝が収められていて、千手観音菩薩立像、乾漆八部衆立像(阿修羅像や迦楼羅像)、あうんの金剛力士立像、銅像仏頭、板彫十二神将像などなど、どれも見飽きない見事なものでした。

その後、やはり国宝の三重塔を見てから、奈良駅へ向かう三条通をぶらぶらし、奈良漬けやほうじ茶をお土産に購入し、軽くお昼を食べて帰路につきました。

帰りは京奈和自動車道から京滋バイパス、新名神、東名阪と高速道路を乗り継いで帰ってきました。亀山から四日市まではいつもの渋滞で40分ほどノロノロ運転でしたが、予定の16時30分には戻って来れました。3時間弱かかりました。

夜は近くの食事処「とも舎」さんでお刺身や岩牡蠣、牡蠣フライにヒレカツと、たっぷりと和食をいただきました。

そして最終日の21日は、朝8時に近くの蛤の卸問屋さんに寄って2kgほどハマグリを買い込み、横浜へ出発しました。帰りももちろん新東名ですが、その手前、伊勢湾岸道途中の「刈谷ハイウェイオアシス」はお勧めです。大きな観覧車もあるテーマパークのようなところですが、普通のお土産品だけでなく、産直の野菜や海産物も買うことができます。特産のキャベツに加え、トマトや生わかめなどを買い込みました。特に知多半島先端の日間賀島産のタコは美味でした。平生はモーリタニア産ばかりで、モロッコ産を見つけると「ラッキー!」と買い込んでいましたが、こちらは別格でした。しっかりとした噛みごたえで、しかも噛めば噛むほど旨みが出てくるタコです。これからは、三重の帰りには必ず立ち寄ることになりそうです。

新東名は、新城あたりの事故渋滞で30分ほどノロノロでしたが、後はスムース。厚木ICで下りるところ、圏央道の海老名ICで下りてみました。距離的には2kmほど北上してロスになりますが、料金は70円しか違わず、高速を下りてからの相模川の橋の渋滞にも巻き込まれないので、これも良いルートが見つかりました。13時30分には自宅に到着しました。

新東名の便利さも実感でき、一日だけとは言え、室生寺から興福寺と、何とも贅沢に国宝三昧の奈良の旅でした。 

 

興福寺入口.jpg 

興福寺.jpg 

千手観音菩薩像.jpg

阿修羅像.jpg

金剛力士立像.jpg 

興福寺三重塔.jpg

お茶屋.jpg 


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