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ベルギー出張 第2回 (その5)了 [番外編]

帰国です。

もう一週間残る上司のための資料作成が残っています。帰りのJAL便での作業になるかどうか、微妙なところですが、まあ、飛行機に乗ってしまえば、こちらのものです。到着は日曜日の朝9時ですから、むしろゆっくり休んで日曜日の午後に仕事をしたほうが効率的ですしね。

(と、ここまではホテルを発つ前に書いたのですが、現実はそれどころではない事態になってしまいました!!)

ホテルを8時30分に出発し、ブリュッセル空港に到着したのが9時15分。その後チェックインして出国し、ラウンジで一服しました。JALと同じOne Worldに属するフィンエアで飛びますが、ラウンジはStar Allianceのラウンジを共用していて、ちょっと複雑です。 なかなかきれいなラウンジでした。

ブリュッセルからヘルシンキまではおよそ2時間。ヘルシンキでも2時間の待ち合わせで、こちらはフィンエアのラウンジで過ごしました。近い時間にJALとフィンエアのそれぞれで日本へ飛ぶ便があるので、日本人でごった返していて、なんとか片隅に空いたテーブルを見つけてパソコンを開き、仕事を始めました。

と、ここで大失態をしてしまいました。

ベルギーとヘルシンキに時差1時間あることをすっかり失念し、ふと見上げると混雑していたラウンジにあまり人気がありません。と、なんとJAL便の搭乗最終案内が流れ、初めて遅刻していることに気がつきました。あわててパソコンをしまい、ラウンジを出たところでJALのグラウンドスタッフの女性に名前を聞かれ、一緒に空港内を走ることになりました。

JAL414便は、ゲートから搭乗機までバスで移動なので、ゲートは1Fです。スーツケースを抱えて階段を駆け下り、チェックインゲートを通って、なんとかバスに乗り込むことができました。乗ると同時にバスのドアが閉まりましたから、最後の一人だったようです。5-6人のバスの先客の方も、待たせてしまいました。

機内に入ると、なんとなくCAの冷たい視線を感じ、肩身が狭かったです。最後のバスには何人かが乗っていたので、一般の搭乗客の人には、だれが遅刻の張本人が特定されなかったのが救いですが、これが一人で最後に乗り込むとなると、相当恐縮しなければならない雰囲気でした。

一緒に走ってくれたグランドスタッフはじめ、JL414便のスタッフ、お客様には大変ご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。

まあ、飛行機のドアが閉まったのは出発定刻の17時25分でしたし、成田到着も定刻より30分早かったので、大事に至らず良かったです。

そんなこともあって、機内ではあまり落ち着いて食事を頂く雰囲気ではありませんでしたが、いつも通りの洋食をいただきました。

アニューズは「海老と帆立のマヨネーズマリネ」に「マッシュルームのフラン」、オードブルは「鴨のエスカベッシュとサーモンとポテトムース」、メインは「牛フィレのストロガノフソース」でした。

遅刻の緊張感からか、いつものようにリラックスして楽しめませんでしたが、まあ、美味でした。

映画は、予定通り「インサイド・ヘッド」と「予告犯」を見ました。インサイドヘッドはディズニーらしい映像で、11歳の女の子の心の中で、「喜び」や「悲しみ」、「怒り」などが、女の子の感情や行動を生み出している様子が楽しく描かれていて面白かったです。環境が変わってうつになったり、ストレスで思い出がつまらなくなったりするのは、現実の世界でもあることだと思ってみると、ストレス社会と言われる現代にマッチしたストーリーなのかもしれません。「喜び」だけではなく、「悲しみ」とちゃんと向き合うことの大切さを教えている映画でした。

一方、「予告犯」は、今ひとつピンときませんでした。悪いことをした人を懲らしめる話かと思ったら、最後には自殺まで飛び出して、ストーリーになじめませんでしたね。マンガが原作で、全体に暗い画面構成だったことも原因かもしれません。いや、ただ単にうとうとしていたからかもしれません。

最後に見た真木よう子主演の「脳内ポイズンベリー」は、「インサイド・ヘッド」を見た後だけに、似たような話の構成でどうかと思いましたが、面白かったです。こちらの脳内は、演技派の吉田羊、西島秀俊、神木隆之介が丁々発止の論戦を繰り広げるところがミソで、なんといっても神木くんの立て板に水のしゃべりは圧巻でした。そういえば録画した「学校のカイダン」はまだ見ていませんでしたが、見たくなってきました。

そうこうするうちに8時間半のフライトも終わり、定刻より30分早く成田へ到着となりました。

最後はバタバタでしたが、まずは無事に帰国でき、良かったです。

おそらく、これで今年の海外出張は打ち止めのはずです。今回のフライトで、無事JALのサファイア会員資格もキープできました。 

 

アミューズ.jpg

オードブル.jpg

ステーキ.jpg

デザート.jpg 


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コメント 2

KD

出張お疲れさま。ラウンジにいたビジネスお客様が出発時刻に気づかなかったとしたら、これはお客様ではなく明らかに航空会社が悪いです。不十分なご案内で気まずい思いをさせてしまい、申し訳けありません。もうひとつ、〝CAのなんとなく冷たい視線〝を感じさせるようでは、こちらもおもてなし失格ですね。弊社もまだまだなあ、と反省至極。今回はちょっと凹んでいます。また乗ってくださいね。
by KD (2015-09-14 19:47) 

ベリーブー

KD様
従来から他人に厳しくしていただけに、自身の失敗に落ち込んでおりましたが、そう言っていただき、少し気が休まります。
まあ、提携会社のラウンジですから、JALのスタッフに非はないかと思います。一緒に走ってくれたグランドスタッフや、チェックインカウンターのスタッフは笑顔で、不快なことはありませんでした。機内のCAの人の視線も、こちらのひけ目が、そう感じさせただけかもしれません。
それにしても、今まで何十回と飛行機に乗ってきて、こんな失態は初めてです。やっぱり歳をとったということですかね。何度もBoarding timeの16:55の確認していたんですけど、腕時計の時差を合わせることを忘れていました。
以後気をつけます。
by ベリーブー (2015-09-15 06:34) 

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