SSブログ

小諸 丁子庵 [十ノ原]

連休に十ノ原を訪問する行き掛けに、小諸のお蕎麦屋さん、「丁子庵」を訪れた。

ここは先日のテレビ番組で、地元の人が選ぶ美味しいお蕎麦屋さんで一番だったところだ。お店が建てられたのは1885年、創業に至っては1808年の江戸時代で200年もの歴史を刻んだお店だ。店内も大きな欅の一枚板のテーブル並び、奥には座敷の広間もある。壁には訪れた有名人の写真が飾られ、寅さんの渥美清さんの顔も見える。

蕎麦は11月1日から新蕎麦になっている。メニューは普通のざる蕎麦以外には、辛み大根を添えたおろし蕎麦、天麩羅蕎麦、くるみ蕎麦、きのこ蕎麦などがある。もちろん、温かい蕎麦もある。こちらはニシン蕎麦や岩魚素焼き蕎麦もある。

頼んだのは、普通の「ざる蕎麦」と「きのこおろし蕎麦」。蕎麦は細麺で、たれをつけずに数本を口に含むと、さすがに新そば、口の中にそばの香りが広がる。コシもあって、たれも甘すぎず、ちょうど良い。

上田の「刀屋」の荒っぽいざっくりとした蕎麦も好きだが、こちらの繊細な蕎麦も素晴らしい。

12時前にお店に入った時には2組みほどの先客だったが、食べ終わるまでに何組も入ってきた。中には10人以上のグループもいたから、連休に合わせて遠出してきた観光客かもしれない。

長野と言えば、信州蕎麦だが、今年も新蕎麦に誘われて、一段とにぎわう季節になる。

 

丁子庵入口.jpg

丁子庵中.jpg

丁子庵そば.jpg


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0