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村上春樹 「女のいない男たち」 [ぶつぶつ]

十ノ原で見た「ドライブ・マイ・カー」の原作が載った短編集です。

映画は3時間弱の長編ですが、最後のシーンや演劇シーンの意図が知りたくて、原作をAmazonでポチったところ、横浜に戻った日曜日にポストに届いていました。

作品では、俳優で演出家の「家福」と、亡くなった妻の「音」、専属ドライバーの「みさき」、妻と関係のあった俳優の「高槻」が登場して話が展開していきます。

原作は文庫本で50ページほどの短編で、2時間ほどで読み終えましたが、結局疑問だったところは原作には出てこないので、濱口竜介監督の意図で挿入されたことが分かりました。

うーん、かなりの時間が割かれていた多国語や手話での「ワーニャ伯父さん」の演劇シーンが原作にはなかったですし、ラストのシーンも違っていたことから、もう一度映画を見直して、その意図を考えてみたくなりました。映画では、韓国もキーワードのように思え、その意味がどこにあるのか、考えたいと思います。DVDやBDが2月に発売されているので、もう少し経ってから購入してみたいと思います。

村上春樹さんは大好きなので、同じように映画化された「ノルウェーの森」も単行本が家にあるので、読み返してから、映画を見てみようと思います。


女のいない男たち.jpg

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