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884研 香川県ツアー (2) [ぶつぶつ]

金刀比羅宮とは、「こんぴらさま」です。

岡製麺所から西に20kmほど走り、およそ40分で到着しました。土曜日の昼前ですがそれほど駐車場も混んでいなく、ちょっと寂しい感じでしたが、戻ってきた13時頃にはだいぶ人が出てきていました。

参道入口から本宮までの石段の数は785段、さらに奥の奥社までだと1,368段だそうですが、今回はもちろん本宮までの参拝になりました。入口近くのお店屋さんでは100円で竹の杖を借りて行く人が多いようです。

最初のうちは一段の高さもそれほどではなく、途中に平坦な部分もあるので楽ですが、次第に階段が続くようになって、しかも一段一段が高くなってきます。300段くらい上がったところで、だいぶ足が疲労してきて、口数が少なくなってきます。自分で呼吸を整えながら一歩一歩足元を見て進んでいきます。

365段上ったところが大門で、ここで来た道を振り返ると讃岐平野の眺望が楽しめます。大門の中に入ると5つの大きな傘が並んでいて「五人百姓」と言われて商いを許された5人のおばさんがべっこう飴を売っていました。さらに進んで430段を過ぎると「桜馬場」と呼ばれる御神馬の厩があり、実際にお馬さんが飼われていました。その後もいろいろと謂れのある門や鳥居がありましたが、足元を進めるのに精いっぱいで、よく覚えていません。後から聞くと、手水舎の手前には1段さがる階段があり、参道から本宮までで唯一の下がる段なのだそうです。すなわち、全部で上りは786段あるのだけれど、このマイナス1段があるので、785段となるのだそうです。786を「なやむ」と読み、それを嫌ったとの話もあるそうですが、定かではないそうです。

最後には133段の急な階段が続き、それを上がれば金比羅宮本宮に到着です。しっかりお賽銭を入れて、還暦を迎えられたお礼と家内安全をお願いしておきました。本宮の右手からは讃岐平野がきれいに一望でき、左手には有名な讃岐富士も眺めることができました。さらに先の奥社まで行くと往復で1時間かかるそうで、誰一人行こうというメンバーはいませんでした。

本宮左手の絵馬殿には船の絵馬と並んで冒険家の堀江健一さんが単独航海をしたときの船も寄贈されていました。金比羅様は航海安全祈願でも有名だそうで、途中には大きなスクリューも寄贈展示されていました。

帰り道の下り階段は、石段で滑りやすく、さらに上りの疲れもあって慎重に足を運びながら下りてきました。まあ、富士山並みというのは冗談ですが、足の弱い人のために参道から365段の大門まで担いでいってくれるサービスもあるものの、その先は自分の足で上らなければなりません。メンバーの中には東京へ戻ってからバンテリンのお世話になった人もいたようです。

参道入口手前にある香川の地酒「金陵醸造元」で味見をして「楠神」と「ゆず酒」を買いました。楠神は酸度1.7の辛口のお酒で、冷酒でいただくと美味しそう。ゆず酒は家内用です。

さて、うどんの腹ごなしも済んだところで、ランチです。こちらも香川県のご当地食として有名な「骨付き鶏」をいただくことになりました。


こんぴらさん入口.jpg

294段.jpg

桜馬場銅鳥居.jpg

神馬.jpg

最後の難関.jpg

金比羅宮.jpg

金比羅宮眺め.jpg

金比羅宮集合2.jpg

金陵醸造元.jpg

金陵お土産.jpg

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