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十ノ原 2017夏(4) [十ノ原]

十ノ原滞在も4日目です。

8日の火曜日は台風が近づき、一日荒れた天気。内装のクロス貼りに業者さんも入るので、ゆずはリードにつないで、洋間のテーブルに固定です。でも昨日も会っていることもあり、それほどバタバタせず、お利口でした。

壁紙のクロス貼り作業を初めて見ましたが、さすが職人です。

柄をピタッと合わせるため、壁の隅や天井との取り合い、小窓やカーテンボックスの周囲など、どのようにクロスを切って貼っていくか、作業に淀みがありません。特にロフトは天井が低くて斜めになっているので、しゃがんでも頭が当たるような斜めの壁で、後からどうやって作業をしたのか分からないような部分にも綺麗に貼られています。

貼るためのノリは専用の機械でその場で塗りますが、3m以上もあるような長さのクロスにノリをつけて、くるっと丸めて脚立に上り、天井近くからサッと落として貼って行きます。水溶性のノリで、しばらくは貼ったり剥がしたりできるようですが、それでも見事です。さすが職人さん。昼前には屋根下の桟の塗装業者さんも入りました。

小一時間の昼食休憩をはさみ、16時には作業終了しました。

そして作業後に驚いたのが、用意したクロスの量。ノリ付け器には、巻きの中心のヨレヨレになったクロスが残るのみで、余りは0.5mもありません。事前に下見しているとはいえ、柄を合わせるためにはムダになる部分もあります。メーカーからの納期もかかるので、現場で足らないという訳には行きません。1mあたり1,000円以上するクロスを余らせては利益が出ませんから、さすがです。

壁紙のデザインは、5年前のものが廃番だったため、新たに選びました。従来の白地にベージュ系の縦ストライプと繋げても違和感の無いよう、同じ色合いで縦柄にし、ちょっと葉をイメージさせる斜め線も入ったコンテンポラリ柄にしてみました。リビングから広がるウッドデッキもモダンなストライプなので良く合うはずです。

また、一緒に改装したトイレの壁紙は「ふくろう」です。実は6月に訪れた際、家内が敷地内から飛び立つふくろうを二日続けて見ていました。飛び立つと人が両腕を広げたほどの大きさで、あの独特の顔つきも見れたそうです。ぜひまた来てほしいという思いを込めて、この柄を選んでみました。

出来上がってみると、別荘らしい遊び心がにじむ良い柄になりました。


クロス貼り.jpg

塗装.jpgリビングクロス.jpg

ふくろう.jpg

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