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ゆずのこと [ゆず]

ゆずは迷子の犬です。

1月に保護され、ボランティアのNIさんに保健所からレスキューされて、我が家に来ることになりました。その時の経緯を記録しておこうと思います。

1月10日 津市の広明町の路上をよたよたと歩いていて、交通渋滞を引き起こしたところを、心ある人に保護され、警察へ。遺失物扱い。

1月12日 保健所に移動し、迷い犬として公示し、飼い主が現れるのを待つ。

1月18日 1週間の公示期間に飼い主が現れず、NIさんが引出してレスキュー。獣医さんのチェックを受ける。

1月21日 NIさんがインスタグラムで情報を拡散。この時に我が家のご近所のITさんから家内に情報が転送され、すぐにNIさんへ里親希望を連絡。NIさんは亡くなったベリーの生まれた実家です。

1月28日 NIさんより、ゆずの里親了解の連絡を受け、引き取り準備を開始。

1月29日 ケージのスノコ、移動ケージなど購入

2月19日 ゆず到着

家内のスマホにITさんからメールが来たのは、イトーヨーカ堂でアメリカンビーフを買った土曜日の帰り道の車の中でした。「ベリーの再来だ!!」と運命を感じ、家に到着してすぐにNIさんに電話して里親のお願いをしたほど、二人とも即決でした。

ベリーはNIさん家で母親のさくらちゃんが生んだ6頭の中の1頭です(ベリー14歳: 2015-09-28)。生まれて1ヶ月ほどの2001年11月4日に我が家にやってきました。そんなベリーが 空の上に旅立ったのが2016年11月5日。本当に突然で、気持ちの整理もつかずに過ごしてきました。そんな時にゆずの話が届きました。

横浜で空の上に上がったベリーは、母親のさくらちゃんや兄妹に会いに、生まれ故郷の津市の上空まで来て、ふとひらめいたのだと思います。

「ここでミニチュアダックスのワイヤーの迷い犬になって保護されれば、あのNIさんがきっと気づいてレスキューしてくれて、横浜の家に戻れる!!」

そこで空の上から適当なミニチュアダックスのワイヤーを探し、その中に入ってNIさんが見つけてくれるであろう保健所の近くに現れたのではないか。

保護された時の写真を見ると、毛は伸び放題で、尻尾と耳は禿げ上がっていました。爪も長く、しかも3.2kgしかなくガリガリに痩せていたことから、かなりの長い間、おそらく1ヶ月以上は放浪あるいは飼育放棄状態であったことが想像されます。保護された1月10日から逆算すると、ちょうど11月下旬あたり。人間の世界でも49日までは魂はまだこの世にいると言われてますし、頭の良かったベリーなら考えそうなことだと思います。

ゆずは、本当に良くしつけられているので、生まれてからしっかりと大切に飼育されてきたように思えます。保護された時に爪が伸びていて体も汚れていたので、狭いところに押し込められていた可能性もありますが、ゆずの外歩きが大好きなところと歩く速さ、その運動量から考えると、何かの拍子に家を飛び出してしまい、元の飼い主が探せないような場所まで来てしまったのでは想像しています。飼い主もお年寄りとかで、十分に探せなかったのかもしれません。

突然いなくなって心配しているであろう元の飼い主さんのためにも、ゆずは幸せになって、長生きしてもらいたいと願っています。最近はごはんもしっかり食べて、外歩きもいっぱいして、元気で、特に目力がすごいです。少しわがままなところが出てきたのも、我が家の一員になって心が緩んできた証拠かと思います。

それにしても、本当にゆずはベリーの生まれ変わりなのか? 

ベリーが誰のことよりも好きだった長男が今週末に帰国するので、その時のゆずの様子ではっきりします。

請うご期待! 

 

ゆず保護.jpg

ゆず医者.jpg

ゆずしっかり.jpg 


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