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新米を頂く [十ノ原]

貝掛温泉でゆっくりと温まったあとは、昼食だ。

このまま17号線を進めば、もう米処の魚沼地方になる。もちろん狙いは魚沼産コシヒカリの新米。家内がスマホで検索すると、ちょうど17号線沿いの石打に「釜炊き めしや 米太郎」というお店がヒットした。長野県に抜ける国道353号線にも近い。

行ってみると、さすがに土曜日の昼時で、かなりの混雑だ。名前を書いて、待つこと20分。頼んだのは、「けんちんうどんランチ」と「こしひかり御膳」。席についてからさらに15分。出てきた料理はかなりボリュームがある。

まずはこしひかりのご飯を頂く。

釜炊きのこしひかりは、すこし蒸らしが足らなくて炊き加減も柔らかめだったが、さすがの旨味で、噛むほどに甘みが出てくる。さすが新米と思わせる味だ。笹切りうどんも太めで腰があり、醤油ベースのけんちん汁と良く合う。一本まるっと使ったきゅうりの漬物も程よい塩加減で、これだけでご飯がパクパクと食べられそう。

結局お釜のご飯は食べきれずに、おにぎりにしてもらって持ち帰ることにした。

「米太郎」さんを出て、17号線を1.5kmほど戻り、国道353号線に入る。紅葉の中、つづれ織りの道を上って峠を越えると、南魚沼郡に入る。清津川沿いに田んぼが続き、ところどころで新米を直売している。

さっきの「貝掛温泉」でも新米こしひかりを売っていたが、5kgで3,980円と、なかなか良い値段だった。少し先の「道の駅」で買おうと直売所を通過し、そのまま国道117号線を10kmほど西に向かったのだが、着いてみると、そこはすでに長野県に入っていて、栄村の道の駅だった。県境からほんの200mなのだが、さすがに新潟県の魚沼産のこしひかりは売っていない。値段もちょっとお安くなって5kgで2,800円。同じ「こしひかり」だし、どうしようかとも思ったが、やはりせっかくここまで来たのだからと、再び戻って魚沼産のこしひかりを買うことにした。そう言えば、通り過ぎた途中に「新米こしひかり」ののぼりが立っていた。

5kmほど戻ってみると、そこは新潟県津南町の観光物産館で、ちょうど新米のこしひかりを「ぬか釜」で炊いてふるまう催しが行われるところだった。時間は15時半。16時から黄金釜で炊きたてのこしひかりを試食できるという。さっそく整理券をもらい、物産館の中で地元の野菜やくだもの、新米を物色して時間をつぶし、本日2回目の炊きたて新米こしひかりを頂くことが出来た。

実は、黄金釜で炊いた方が10分ほど後になるということで、最初に炊きあがった普通の「ぬか釜」のほうを頂いたのだが、それでも、さすがの味だった。すこし塩を振っておにぎり風にしてあるのだが、炊き加減といい、味と言い、文句なく、今まで食した中で一番美味しいご飯だった。

後はひたすら117号線を西に向い、飯山、中野、小布施と過ぎて、須坂のTSURUYAさんで夕食のおかずとお酒を買い込んで十ノ原へ向かった。

到着したのはちょうど19時。

新米のこしひかり、それも釜炊きの炊きたてを2度も頂けるという、何とも贅沢な一日だった。

 

こめ太郎入口.jpg

うどん定食.jpg

コシヒカリ御膳.jpg

ぬか釜.jpg

ぬか釜ごはん.jpg

黄金米.jpg

コシヒカリ.jpg 


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