書道作品展 [ぺらぺら]
19日から21日まで、銀座洋協アートホールで書道展が開かれました。
東洋書人連合主催の、書文化を通した国際交流を目的とした国内展です。
今年は第一回の北京展から三十周年、11月に中国鎮江市美術館にて海外展を開催することになっていますが、
こちらは延期になりました。
今年の5月、先生から、鎮江市はとてもよいところだし、勉強になるから挑戦してみたら・・・とお誘いをいただき
6月、初めての作品制作。
書画の制作がこんなに大変なものかと、久しぶりに一生懸命打ち込みました。
なんとか会場に掛けてもらえることになり、今回生まれて初めての作品展出品に至ったわけです。
海外に運搬することもあって、すべて軸装です。
自分の書がきちんと表装されたのも初めてで、とってもうれしかった。
三日間の間に、わざわざ銀座まで見に来てくださった方々に感謝いたします。
土日は私も会場に出かけて久しぶりに友人と会い、懐かしいひと時でもありましたが、
会場にはこれまで世界各国で開かれてきた海外展の写真や、広報誌が展示されていたので
第一回北京展の広報誌「日本現代書北京展特集」を手にとって目を通しますと、
本多道子先生が、訪中記「中国旅行をふりかえって」にこんなことを書かれていました。
西安に向かう列車の中で、現地のガイドさんに、
「小学低学年の児童たちがならう簡単な童謡を教えてください。」とお願いすると、
我愛北京天安門
我愛北京天安門 天安門上太陽昇
偉大領袖毛主席 指引我們向前進
偉大領袖毛主席 指引我們向前進
と、教えてくれた。日本の一年生が、「めだかの学校」を歌うのとはずいぶん違うのだなあ・・・と
思ったのを記憶している・・・・・
私たちはどうしてお互いのことをもっとよく勉強してこなかったのでしょう。
こんなことも考えさせられました。
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