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巣栗渓谷と武石温泉 [十ノ原]

十ノ原の2日目は、のんびりと午前を過ごしてから、上田市武石地区にある「巣栗渓谷」と「うつくしの湯」に行くことにした。昨日の「高峰温泉」のリベンジだ。

武石地区は、旧丸子町の近くで、上田と諏訪の間にある「美ヶ原高原」へ向かう途中にある。上田から少し小諸寄りにある大屋駅から国道152号線を南下し、丸子を過ぎたあたりが武石地区だ。そこから県道62号線に入り、美ヶ原方面に向かう。「うつくしの湯」は62号線を2.5km程走った右手にある。まずはそのまま通過して、巣栗渓谷を目指した。

巣栗渓谷は、さらに10km近く走った、かなり山奥にある。大きなキャンプ場が併設されていて、若い学生さんや家族連れが管理事務所兼売店でテントや炊飯道具、食材などを調達に来ている。

目当ての「お仙が淵」の場所を聞くと、さらに車で5分ほど山奥に進んだ右側らしい。最近の大雨で下流にある木橋が流されてしまったが、滝の近くに川面に降りる階段があるので、そこから下りれば眺められると言う。

実際には2分ほどしか離れていなかったが、川沿いに道を奥に進むと、右手から滝を落ちる水の音が聞こえてきた。案内板の前に車を止め、うっそうとした渓谷を覗き込むと、きれいな水しぶきが上がっていて、「お仙が淵」が見える。

滑りやすい小道を手すりを頼りに下へ進み、水面から見上げると、思ったより迫力のある滝が目に入ってきた。両側はかなり高い断崖になっていて、紅葉の季節になると見事な景色になるだろう。少し下流に架かっていた木橋があれば、滝の真正面から眺められたのだろうが、滝の脇からだと全体像が見えないのが残念だ。

下から見上げて気がついたが、「お仙が淵」の上、案内板があって車を止めたところは、人工の堰になっていて、そこをシルクスクリーンのように水が流れ落ちている。パンフレットだと、その部分が上段の滝のようになって、二段の滝に見えていたのだ。

なかなか水量もあって、見事な景色だった。こちらも紅葉の頃にもう一度来てみたい場所だ。

巣栗渓谷で、しばし涼をとったのち、来た道を戻り、「うつくしの湯」で今回初めての温泉に入った。駐車場は満車でかなりの混雑かと思ったが、風呂はそれほどの混雑ではなかった。皆、近くの住民で、風呂上がりに大広間でくつろぎ、カラオケを楽しんでいる。公民館のような役割なのだろう。

温泉は岩塩泉とあって、確かに少し塩辛い味がしたが、泉質そのものは可もなく不可もなく、ごく普通の泉質だった。もう少しぬるぬる感とか、硫黄臭があるほうが僕は好きなのだが、ゆったりと入れたので、まあ、満足だ。

こうした公営の日帰り温泉施設だと、ロビーで地の野菜や加工品を売っていることが多い。ここでも旬のキノコ類や野菜が美味しそうだったので、いくつか購入し、夜はキノコ鍋にした。

 

巣栗警告案内板.jpg

お仙が淵.jpg

巣栗渓谷ダム.jpg

巣栗警告パンフレット.jpg

うつくしの湯.jpg 


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