都会の昼食(18) Saigon シーフードフォー [都会の昼食]
今日はベトナム料理の「Saigon」です。
前回紹介したラーメンの「みそ膳」さんと同じ、日本工業倶楽部の隣の三菱UFJ信託銀行ビルの地下1階にありますが、こちらは入り口が屋外になります。
もともと本社が有楽町にあった時に、隣のビルの地下に同じ名前のベトナム料理店が入っていて、何度か利用したことがあったので気にはなっていたのですが、いつも満員で入れませんでした。特に最近は寒い日が続いていて、屋外で待つことになるこのお店はハードルが高いのです。
今回久しぶりに帰国した同僚が、どうしてもベトナム料理が食べたいと言い出し、12時のベルとともに席を立って5人で直行しました。それでもすでに列が出来ていましたが、外で待つこと5分、中で待つこと10分で席に着けました。中はエスニック調で木を使ったテーブルや壁材がアジア風な雰囲気を醸し出します。一方でBGMはジャズと、なかなかオシャレなお店です。写真でも分るとおり、お客は丸の内のOLさんが7割くらいを占め、女性に人気のあるお店です。
お昼のメニューはいろいろありますが、メインは何種類かのフォーを中心に、単品か、フォーと揚春巻きや蒸春巻き、チャーハンといったサイドメニューを組み合わせるランチです。どれも1000円から1200円と割と良い値段ですが、値段に見合うだけの量と味で満足できます。特に単品のフォーはそこいらのラーメン屋さんのものより大きな器で、女性だと食べきれないような量で出てきます。
選んだのは、写真とは異なりますが、ちょっと辛めのシーフードフォーに春巻きが2種類付いたランチで1050円。春巻きの横の生野菜(キャベツ、モヤシ)はフォーに入れて一緒に食べます。シーフードといってもイカと小エビしか入っていないお店が多い中、ここのは、カニ、エビ、イカ、アサリとしっかり入っていて、ピリ辛具合もちょうどの美味しいフォーでした。あまり期待していなかった蒸春巻きも、箸でつかみにくいくらいプルプルで、中に入っているひき肉や春雨、シイタケが甘酸っぱいソースと良く合います。
値段からすると、そうそう頻繁に寄るお店ではないのですが、時々定番のランチに飽きてくると、訪れたくなるお店です。
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