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厳冬の十ノ原(2) [十ノ原]

15日は朝から別荘地内を散歩する。

一面の銀世界だが、鳥の声がいくつも飛び交っている。シジュウカラだろうか、小さな灰色の小鳥が鳴きながら木々の間を渡っている。中には鮮やかな赤色をした少し大き目の鳥もいる。カメラを望遠にしても、やっと模様が分る程度にしか撮れなかったが、後からWebで調べてみるとアカゲラのようだ。木の幹にいる虫や枝に残る実を探しているのだろうか、これから3月までは野鳥にとっても厳しい季節が続く。

今日は上田市内の柳町通りを散策してみることにした。ここは旧北国街道で、長さはせいぜい300mくらいだが、古い長屋が軒を並べていて風情がある街並みが残っているところだ。上田市の観光名所にも指定されている。ブラブラしてみると、石坂浩二さんが主演した金田一耕助シリーズの「犬神家の一族」で使われたとある。耕助が阪口良子さんの演じる「はる」と出会う場面など、幾つかのシーンでこの道が使われたらしい。市川崑監督のこのシリーズは大好きで、去年BSで放映された同シリーズは全て録画してある。見直してみるのが楽しみだ。

この柳町通りにある蕎麦の「おお西」さんで昼食にした。お勧めの発芽そばを二つ注文すると、5分ほどで大きな塗りの椀に入ったお蕎麦が出てきた。丁寧に細く切りそろえられた麺は昨日の「福田」同様、冷たい水で締めてあって、思ったよりコシが強い。蕎麦だけを少しとって口に運ぶと、蕎麦の味が口の中全体に広がるし、つけ汁も含めて十分に美味しいのだが、値段はちょっと高めだ。蕎麦の量も物足りないくらいだし、これで1500円近いのは残念だった。「刀屋」さんや、「やぐら亭」さんなどは、美味しい蕎麦が食べきれないくらい出てきて1000円以下だから、観光名所にあるにしても、ちょっと高すぎる。

その後、「おお西」さんの斜向かいにある味噌の「菱屋」さんで寒仕込み味噌をお土産に買った。小さな構えのお店だが、ポットにお味噌汁が作り置きしてあり、お味噌の味見をさせてくれた。紙コップに少しだが、小葱も載せてくれて、とても美味しかった。最後に蔵元の「岡崎酒造」で絞りたての生酒を買い、帰路についた。

まだまだ、上田市内にも楽しめそうな場所がありそうだ。 

 

赤ゲラ.jpg

アカゲラ.jpg 

柳町地図.jpg

そばおお西.jpg

おお西発芽そば.jpg 

上田味噌菱屋.jpg 


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