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めがね、壊れる [ぶつぶつ]

メガネが壊れてしまいました。

実は3月頃から左の「つる」が緩くなり、気になっていました。4月下旬に、メガネを購入した横浜高島屋のメガネ売り場に持ち込んで調整をしてもらったのですが、すぐにまた緩くなり、十ノ原に出かけていた連休中に「智(よろい)」と呼ばれる角の部分がポキっと折れてしまいました。薄い金属の板を曲げた構造なので、接着剤で貼り付けるわけにもいきません。片方のつるだけの状態でも、じっとしていればメガネは落ちませんが、使っているうちに、どうしても斜めになってしまいますし、外を歩くわけにも行きません。

十ノ原から戻った翌日に高島屋に持ち込んで事情を話しました。調整した際に無理な力をかけたのではと詰め寄るつもりでしたが、カルテ(購入時からの調整記録が残ってます)を調べたところ、反対側が同じように折れていたことが判明。2015年に購入し、2年後の2017年に右側の智を交換しています。どうやら構造上弱い部分であるらしく、今回修理したとしても、また折れるかもしれないとのこと。すでに交換部品もないので、溶接して塗装し直すそうで、その修理に1か月近くかかるとの説明で、修理はあきらめました。

レンズは1年半前に換えたばかり(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2020-09-06)で、5万円以上もしたので、今のレンズが使えるフレームがないか探しましたが、適当なものがなく、結局メガネを作り直すことになりました。最近は細め(レンズの上下幅が狭い)デザインが流行りらしく、遠近レンズにあうものは、なかなか見つかりませんでしたが、何とか「鯖江光器」さんのフレームで良さげなものが見つかり、購入を決めました。

視力の測定も行ったところ、1年半前にレンズを交換した時から、さらに老眼が進行していて、近視矯正を弱めにして乱視矯正を強めることで、近くのものが少し見やすくなりそうです。

新しいメガネができるまで10日くらいかかるそうで、それまでメガネが使えないのは不自由です。新しいメガネにするのだから、今のメガネは処分覚悟で、思い切って補修することにしました。

薄い金属が折れているので、そのままボンドで繋ぐわけにはいきません。両側から当て木をしてボンドを流し込むことにしました。当て木といっても折り曲げられるものということで、コードを壁際に固定する際に使う「ケーブルホルダー」を流用することにしました。智と同じいくらいの幅で、アルミ製で曲げられます。コードをひっかける部分をニッパーで切断し、ペンチで曲げて智の両側から添え木のように当て、針金で押さえてから、接着剤で固定しました。さらに弓の弦に使われている合成繊維をほぐして柔らかくし、ぐるぐると巻き付けて、その上からも接着剤を含浸。化学繊維強化樹脂でくるんだ形です。

一晩おくと、それなりの強さで固定でき、普段使いでは問題なさそうです。ただし、メガネを持つときは、補修部分を持って、無理な力がかからないようにしないといけません。見た目は、明らかに壊れたメガネを直していると分かるので、電車の中などは、ちょっと恥ずかしいかも。

来週半ばには、新しいメガネが出来てくるので、それまでは、持ち堪えてもらわないと。


めがね1.jpg

めがね2.jpg

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