写経 [ぶつぶつ]
在宅勤務が多くなって時間を持て余す中、写経を始めました。不要不急作業ですね。
家内は昔から習字が好きですし、二人の息子も家内や先生から習字を習い(https://sugadaira2011.blog.ss-blog.jp/2018-03-07)、なかなかの腕前です。一方の私は、理系人の特性からか、昔から綺麗に書くよりも速く書くことを優先し、悪筆です。
下の写真が写経したもので、よく見るとまだまだ下手くそですが、最初の頃よりずいぶんましになりました。初めのころはミミズが這いずるようなみっともない字で、しかも一日に3行くらいかくのが精一杯でした。最近はこのくらいの量を丸二日で書けるようになってきました。とはいうものの、まだ家内の書いたものを下に敷いて、上からなぞっています。
また、習字をする際に筆順が分からない(というか、間違って覚えていた)ものが多く、スマホの辞書で確認しながら書いています。たとえば「右」と「左」では左はらいの書き順が違っていました。小学校1年生で習うようですけど。
墨をすって、字を書き写すという作業は、ある意味、無心の単純作業で、「禅」に通じるものがあるようにも感じます。弓道も立禅ですし、私に合っている気がします。
書いてみると、筆は万年筆と比べて筆圧やはらいで線の太さや形を変えられるので、万年筆よりも字のバランスが取り易いように思います。ですので、次なる目標は、下書きなしで書けるようになることと、万年筆でも綺麗に書けるようになることでしょうか。
本来の写経の目的とは違うけれど、それはそれで良いかと。
2020-06-11 13:49
nice!(0)
コメント(0)
コメント 0