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沖縄旅行(8) [特別編]

最終日は、沖縄本島の南端、糸満市にある「ひめゆりの塔」を目指して南下し、その後那覇市内で買い物をして那覇空港に戻ることにしました。

朝は昨日経験したヨガ教室をもう一度。昨日とは別の先生でしたが、ストレッチ系の動きで体を温めることができました。朝からの運動は気持ちが良いです。

その後、やっぱりもう一度とチョウハウスのオオゴマダラを見てから、再オープンした「ファインダイニング」で朝食を取りました。プール際の席は一杯だったので、室内の席にしましたが、プール越しに海まで見渡せ、気持ちの良い朝食でした。メニューは、オムレツとフライドエッグなども考えましたが、やはりエッグベネディクトを選びました。こちらの定番メニューということもあり、日に寄ってアレンジを変えていて、二日目はサーモンを使ったベネディクトを楽しめました。

チェックアウトの10時に合わせてスーツケースのピックアップをお願いし、フロントで初日の夕食の精算をしてすべて終了。レンタカーで出発しました。

戻りのフライトは18時半ですが、少し余裕を持って飛行場に向かうため、糸満市への移動は高速道路を使用しました。ETCカードを持参したので、本土と全く変わらずICを通過し、ほぼ沖縄自動車道の終点の西原JCTから那覇空港自動車道に入り、南風原南ICから82号線、7号線と南下し、海沿いの331号線を西に進み「ひめゆりの塔」に到着しました。ホテルからおよそ1時間半かかりました。

「ひめゆりの塔」というと、沖縄戦の末期に看護要員として従軍していた女学生の多くが命を落とした場所として知られていますが、断崖絶壁から身を投げる悲惨な映像しか知りませんでした。実際には100名近くが解散命令の混乱の中で地下壕の中で亡くなり、それ以外にもアメリカ軍の砲撃などを受けて所在不明で死亡とされている人が多数いたことを知りました。資料館の中には亡くなった学徒隊全員の顔写真が掲げられ、また実物大の地下壕のレプリカもあって、よくもまあこんな場所で傷病者の看護にあたっていたものだと驚きました。個人的には広島の平和記念資料館よりもインパクトのある内容と感じ、まだまだ日本人として知るべきことがあると思わされた時間でした。

その後、331号線を東に進み、南城市の知念半島にある「斎場御獄」に行きました。こちらも世界遺産に認定された遺跡で、琉球王国最高の聖地と言われる場所です。地域物産館の駐車場に車を止め、チケットを購入してから案内所(緑の館 セーファ)のある御門口まで500mほど歩きました。入場券を渡して中に入ると、5分ほどのビデオで場内の説明を受け、斎場御獄に入りました。遺産といっても、現在でも祈祷をささげる場所であり、軽々に扱わないようにといった注意も受けました。その後、林の中、かなり急な登坂で足元も悪い石畳の道を進むと、大きな岩壁や切通し部などに、何か所か祈りをささげる場所がありました。また琉球の創生神のアマミキヨが天から降り立ったと言われる「久高島」も眺望することができました。今回は「今帰仁城」など、今まで知らなかった沖縄の世界遺産を巡る旅になりました。焼失した首里城が一日も早く再建されることを祈ります。

その後駐車所に戻り、13時半になったところで、最後の訪問地、那覇の国際通りに移動です。そろそろお腹もすいてきました。


沖縄三日目ルート.jpg

3日目朝食.jpg

ひめゆりの塔.jpg

斎場御獄.jpg

久高島.jpg

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