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SUICA小景 [ぶつぶつ]

交通系ICカードのSUICAが全国で使えるようになって1年半が経ちました。

当初は鉄道用途だけでしたが、最近では普通のお店やコンビニでも扱える店が増え、小銭が必要だったコインパーキングや自動販売機などでも使えるようになってきました。

便利ですねぇ。

特に設定限度額を下回って改札口を通過するとオートチャージしてくれるのが素晴らしく、限度額を5,000円程度にしてあるので、この金額以下の買い物はワンタッチで済んでしまいます。このところ本屋さんからランチまでキャッシュレスです。会計は早いし、SUICAを入れてあるスマホさえ持っていれば、財布を持ち歩く必要がありません。

でも、このSUICA、慣れない人が改札口を通過する時は注意が必要です。

さすがに最近は切符の差し込み口に入れてエラーという人は見かけませんが、「ピンポン」と音が鳴ってゲートが開かず、タッチし直したり、構内に戻って精算口に並ぶ人が必ずいます。

改札口でエラーになった時の人の行動は面白いです。

一番多いのが、ちょっといぶかしげに一歩戻って、再度タッチしてOKというタイプ。タッチした位置が悪かったのでしょうが、機械やカードの調子が悪かったように振舞います。私もやりますね。

そそくさと戻って精算機に直行するのは、「あー、しまった! 残高不足!」という人。うっかりなのか、乗り越しでも残額が足りると思っていたのか、いずれにせよ、用意周到というタイプではありません。

結構多いのが、強く再タッチするタイプ。女性でもいます。そんなことをしたら壊れるんじゃないのというくらい、叩きつける人。そうしてゲートが開くと、さも勝ち誇ったように「まったくもう、機械がアホだぜ!」とでも言いたそうな雰囲気で、通っていきます。

そういえば、普段から「なんでそんなに強くタッチするの?」というような人がいますね。まるで競技かるたのように、大きく手を振り上げて「バチンッ!!」とセンサー部の上にカードを載せます。

こういう人は、強く押し付けるとセンサーが働くとか、高速で接触させると良いとか思っているのかもしれません。無線の仕組みは見えないので、気持ちは分かりますけど、強さは速度は関係ありません。 知識がないことを宣伝しているみたいで、見ているほうが気恥ずかしくなります。

それに、叩きつけた拍子にSUICAが飛んで行ってしまったら、もっと恥ずかしいでしょうに。

 

ちはやふる.jpg

(末次由紀原作:ちはやふる)


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